イヤミの基本
イヤミの基本は「ほめること」と「見下すこと」の組み合わせです。
どちらか一方でも十分なイヤミを発することができますが、この二つを巧みに併用することができれば非常に優れたイヤミを構築することができます。
1.見下す方法
まず簡単なのが、相手の短所を見下す方法です。
単純にバカにしただけではタダの悪口になってしまうので、内容はバカにしているのに言葉遣いは丁寧にするなどして、内容と言い方にギャップを持たせる必要があります。
- (例)自分より実力が無い人に対するセリフ
- 「やっぱり坂口さんには、ちょっぴり難しすぎたかしら?」
2.ほめる方法
見下す方法よりも少し難しいのが、相手の長所を過剰にほめる方法です。
単純にほめただけではタダ喜ばせる結果になってしまうので、セリフの最後にほめ言葉が来るのではなく、セリフの最初にほめ言葉が来るようにします。
イヤミの失敗例 | 「坂口さんはいつも元気ですね」 |
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イヤミの成功例 | 「いつも元気な坂口さんは悩みとか無さそうですね」 |
- (例)自分より実力がある人に対するセリフ
- 「プロ級の坂口さんには簡単すぎたかしら?」
3.ほめつつ見下す方法
ほめつつバカにできてこそ優れたイヤミが成立します。
話し相手のことをよく分析し、相手の「うやらましい部分」と「うやらましくない部分」を見極め、上手なセリフを組み立てる必要があります。
- (例)裕福だけど太っている人に対するセリフ
- 「幸せ太りですか?」
まとめ
見下すにしてもほめるにしても、とにかく相手のことを良く知る必要があります。
相手の長所と短所を見極めて、ほめるか見下すかを検討するのが良いでしょう。