Polymer Channel Backbone

はじめに

使用方法

本ソフトウェアの使い方は簡単で、以下のように使用します。

  1. まず最初に定義ファイルを記述します。
  2. 記述した定義ファイルを本ソフトウェア「pochabon.exe」にドラッグします。
  3. しばらく待つと処理が完了し、定義ファイルに記述した通りにテキストファイルが生成されます。

重要となってくるのは定義ファイルの記述方法です。
そのため、本ドキュメントでは主に定義ファイルの記述方法について説明します。

定義ファイルのサンプル

例えば定義ファイルを以下のように記述します。

■表データを定義
{:begin-define-table(profile):}
id	name	hobby
1	平澤君	ブーメラン
2	中村君	リリアン
3	伊藤君	弓道
{:end-define-table:}

■共有部品を定義
{:begin-define-component(main):}
おひさしぶりです。有賀です。
突然メールしてすみません。お元気ですか?
実は11月10日に4-4でコンパをしようと考えてます。
現時点で出席できそうかどうかご連絡頂けますでしょうか?
ちなみに今回のコンパは以下のメンバーに声をかけています。
{:begin-exec-loop(profile as page):}
・{:loop(page.name):}
{:end-exec-loop:}
{:end-define-component:}

■出力ファイルを定義
{:begin-define-export(test.txt):}
清美さんへ
男性陣には以下のメールを送りました。
〜ここから〜
{:include(main):}
〜ここまで〜
よろしくお願いします。
{:end-define-export:}

■ループの中で出力ファイルを定義
{:begin-exec-loop(profile as page):}
{:begin-define-export(test{:loop(page.id):}.txt):}
{:loop(page.name):}へ
{:include(main):}
また一緒に{:loop(page.hobby):}しましょう。
よろしくお願いします。
{:end-define-export:}
{:end-exec-loop:}

この定義ファイルを本ソフトウェアにドラッグすると、以下4つのファイルが生成されます。

test.txt
清美さんへ
男性陣には以下のメールを送りました。
〜ここから〜
おひさしぶりです。有賀です。
突然メールしてすみません。お元気ですか?
実は11月10日に4-4でコンパをしようと考えてます。
現時点で出席できそうかどうかご連絡頂けますでしょうか?
ちなみに今回のコンパは以下のメンバーに声をかけています。
・平澤君
・中村君
・伊藤君
〜ここまで〜
よろしくお願いします。
test1.txt
平澤君へ
おひさしぶりです。有賀です。
突然メールしてすみません。お元気ですか?
実は11月10日に4-4でコンパをしようと考えてます。
現時点で出席できそうかどうかご連絡頂けますでしょうか?
ちなみに今回のコンパは以下のメンバーに声をかけています。
・平澤君
・中村君
・伊藤君
また一緒にブーメランしましょう。
よろしくお願いします。
test2.txt
中村君へ
おひさしぶりです。有賀です。
突然メールしてすみません。お元気ですか?
実は11月10日に4-4でコンパをしようと考えてます。
現時点で出席できそうかどうかご連絡頂けますでしょうか?
ちなみに今回のコンパは以下のメンバーに声をかけています。
・平澤君
・中村君
・伊藤君
また一緒にリリアンしましょう。
よろしくお願いします。
test3.txt
伊藤君へ
おひさしぶりです。有賀です。
突然メールしてすみません。お元気ですか?
実は11月10日に4-4でコンパをしようと考えてます。
現時点で出席できそうかどうかご連絡頂けますでしょうか?
ちなみに今回のコンパは以下のメンバーに声をかけています。
・平澤君
・中村君
・伊藤君
また一緒に弓道しましょう。
よろしくお願いします。

この定義ファイルでは以下のような処理が行われたことになります。

  • 表データ「profile」の3行分、雛形を複写しました。
  • 共有部品「main」を計4箇所に埋め込みました。
  • 計4つのファイル出力を行いました。

各構文の詳細については、Polymer Scriptをご覧下さい。

本ソフトウェアの有効性について

上記サンプルでは、割と定義ファイルが長いため、メリットが実感しづらいかもしれませんが、作成しようとしているテキストファイルの規模が大きくなればなるほど、本ソフトウェアを使用するメリットが強くなってきます。
共有部品の中で更に共有部品をしようすることもでき、ループの中で更にループを使用することもできます。
定義ファイルの書き方が上手になれば、本ソフトウェアの有効性が高まっていきます。

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