ASPでWSCを使う際の注意
ASP(Active Server Page)からスクリプトコンポーネントを呼び出して使用する際に、以下のような呼び出し方があります。
呼び出し方 | 例 |
---|---|
プログラムID | Server.CreateObject("Test.TestComponent") |
ファイルモニカ | Server.GetObject("script:c:\Test\TestComponent.wsc") |
URLモニカ | Server.GetObject("script:http://server2/TestComponent.wsc") |
このうち、ASPからURLモニカを使ってスクリプトコンポーネントを呼び出している場合、以下のような手順で問題が発生する恐れがあります。
- スクリプトコンポーネントを使用したASPを呼び出す。
- スクリプトコンポーネントのスクリプトを変更して保存。
- 再び同じASPを呼び出す。
- なぜか動作が古いスクリプトのままという現象が発生。
おそらくURLモニカでWSCを呼び出す場合、マシン上に残ってる古いキャッシュが効いてしまうためです。
このような現象が発生した場合、IISの仮想フォルダのプロパティでアンロードを行えば解決すると思いますが、スクリプトを修正するたびにアンロードするのは面倒なのでURLモニカよりもファイルモニカを使用するのが良いと思います。