和記号XHTML変換
概要
全角文字で記された記号をXHTMLソースに変換します。
記述方法
行頭に以下の印を付加することにより、印に対応したXHTMLタグに変換します。
複数の行の行頭に同じ印が続く場合、XHTMLタグとしては同一のブロック要素に包含されます。
印 | 名前 | 説明 |
---|---|---|
★ | 見出し | h1〜h6タグに変換します。 |
| | 段落 | pタグに変換します。 |
: | ソースコード | olタグとliタグに変換します。 |
・ | 箇条書き | ulタグとliタグに変換します。 |
@ | 段落番号 | olタグとliタグに変換します。 |
○ | 定義語 | dlタグとdtタグに変換します。 |
● | 定義説明 | dlタグとddタグに変換します。 |
□ | テーブル | tableタグとtrタグとtdタグに変換します。 |
■ | テーブルヘッダ | thタグに変換します。 |
TABによるインデント | 区分 | divタグに変換します。 |
例えば定義ファイルを以下のように記述します。
{:begin-define-export(test.txt):}
{:begin-exec-convert(ja2xhtml):}
★段落と画像とリンク
|<img src="test.png" width="320" height="240" alt="天気" />
|でも<a href="http://www.w3.org/" title="W3C">W3C</a>は大好きです。
★区分
|今日は晴れたのに傘を持ってきてしまいました。
|悔しいです。
★ソースコード
:if i > 0 then
: i = i + 3
:end if
★箇条書き
・みかん
・バナナ
・りんご
★段落番号
@皮をむく。
@食べる。
@皮を捨てる
★定義語と定義説明
●ぽちゃぼん
○Polymer Channel Backbone の略。
★テーブル
□ ■名前 ■年齢
□ さとし 24
□ ゆうじ 23
{:end-exec-convert:}
{:end-define-export:}
この定義ファイルを本ソフトウェアにドラッグすると、以下のように変換されます。
<div class="d1">
<h1>
段落と画像とリンク
</h1>
<p>
<img src="test.png" width="320" height="240" alt="天気" /><br />
でも<a href="http://www.w3.org/" title="W3C">W3C</a>は大好きです。<br />
</p>
<h1>
区分
</h1>
<div class="d2">
<p>
今日は晴れたのに傘を持ってきてしまいました。<br />
悔しいです。<br />
</p>
</div>
<h1>
ソースコード
</h1>
<pre>
<code>if i > 0 then</code>
<code> i = i + 3</code>
<code>end if</code>
</pre>
<h1>
箇条書き
</h1>
<ul>
<li>みかん</li>
<li>バナナ</li>
<li>りんご</li>
</ul>
<h1>
段落番号
</h1>
<ol>
<li>皮をむく。</li>
<li>食べる。</li>
<li>皮を捨てる</li>
</ol>
<h1>
定義語と定義説明
</h1>
<dl>
<dt>ぽちゃぼん</dt>
<dd>Polymer Channel Backbone の略。</dd>
</dl>
<h1>
テーブル
</h1>
<table>
<tr><th>名前</th><th>年齢</th></tr>
<tr><td>さとし</td><td>24</td></tr>
<tr><td>ゆうじ</td><td>23</td></tr>
</table>
</div>
ご覧の通りですが、ポイントは以下の通りです。
- 定義ファイルでは、インデントレベル(TABの数)が同一の範囲が区分(divタグ)の一括りとなります。
- 各区分(divタグ)のclass名は、インデントレベル(TABの数)に応じて、d1、d2、・・・と自動的に振られます。
- 各見出し(h1〜h6タグ)は、インデントレベル(TABの数)に応じて、h1、h2、・・・と自動的に振られます。