盗賊(シーフ)
盗賊といえば響きは悪いが、彼らの生きるために培ってきたスキルは馬鹿にはできない。
ひと癖もふた癖もある彼らのスキルは予想以上に役にたつはずだ。
また、冒険者の酒場(多くの街にある冒険者御用達の酒場で、仕事の斡旋や仲間の紹介をしている)で紹介される仕事をうまくこなすためには、彼らの助けが必要なはずだ。
盗賊のスキル
- 盗む
- 街で見知らぬ他人の財布を盗むのである。
言わずもがなの犯罪行為なので、見つかった場合、捕まる。
あるいは問答無用で殺される場合もある。
冒険中に仲間が街で盗みを働いて捕まった場合、助けに入り一緒に逃げる、見捨てる、謝る、の三つの選択肢があるが、あまり軽率な真似はしない方がよいだろう。 - 逃げる
- 仲間を置いてとっとと逃げるのである。
これだけ聞くと、非人道的な行為のようにも思えるが、全滅が免れないような場合のとき、再起をはかるために逃げ出すのも勇気といえるだろう。 - 囮(おとり)
- 敵の注意を自分にひきつけ、仲間のために時間を稼ぐ。
スキルだけあって、キレのある挑発や、目障りな動きなど、よほど冷静で知的な敵でない限り、引っかかる。 - 罠
- 様々な方法で罠をしかけ、戦闘を有利に展開する。
また、敵を捕らえるときなど、有効なスキルである。 - 罠を発見、解除
- ダンジョンには、冒険者たちをおとしいれようと、様々な罠がしかけられている。
それらの罠をいち早く発見し、発動しないようにするのも、なぜか盗賊の仕事である。
戦闘では、大して役に立たない分、ダンジョンでは、しっかりと活躍してくれるはず。 - 情報
- カタギの人々が聞き流してしまう情報も、彼らは逃さない。
また、寡黙な者からも、彼らは実にたくみに情報を聞き出してくれるはずだ。
そのうえ、今までの冒険で集めた情報を売ることもできる。